2012年5月27日日曜日

豊橋ユネスコ協会総会

5月27日午前10時から、豊橋市職員会館で豊橋ユネスコ協会の総会が21人の出席で開かれ、提出された前年度の事業及び決算、今年度の事業及び予算を承認。また、理事会の構成メンバーで東愛知新聞が杉浦氏から本多亮氏、エフエム豊橋が藤村氏から竹内宏和氏に交代し、新任に山田せつ子氏と渡辺みち子氏が加わりました。
昨年度から続けてきたプロジェクト(地域遺産、寺子屋、青少年、学習会、募金)による活動を今年度も継続することと、目減りする会員数(現在会員数は77人、今年度目標は90人)に歯止めをかけることなどを中心に話し合われましたが、具体的な方針などは、各プロジェクトの今後の活動に期待がかけられました。また、加藤教育長が出席し、名古屋市で14年に開かれるESD(持続可能な開発のための教育」国際会議開催に関連して進められているユネスコスクールとそれに参加する小中学校の先生方の協会会員への参加にも期待が寄せられました。市内の先生方、お願いします。(写真は加藤教育長)




さて、先週は東京町田市の桜美林大学で開かれた同大学創立者の清水安三先生記念プロジェクトによる講演会に出かけ、桜美林大の前身の崇貞学園卒業生の玄次俊さん(87歳)の思いで話を聞いてきました。お元気で、1時間ほどの講演を息も切らさず、話し続けられ、プロジェクト代表の榑松先生が止めに入るほどでした。







講演で興味深かったのは、大連、旅順、上海、南京をめぐる修学旅行の話で、付き添いの安三先生がそれぞれの地の歴史(とがめられる可能性のある話)を聞かせてくれたことで、安三先生より生徒のほうがびくびくしたことなどを披露してくれました。(玄さんのチマ素敵ですね、とても、87歳とは思えません)

2012年5月16日水曜日

冬瓜の花

今日は冬瓜の花を写してきました。

黄色い花とミツバチ、受粉してこんな実をつける、これが数週間後には人抱えもある、冬瓜に成長するんです。

豊橋ユネスコ、地域遺産プロジェクト

昨日、豊橋ユネスコ地域遺産プロジェクトのメンバー5人が集まり、地域遺産が戦争体験継承プロジェクトに変わったことに対し、地域遺産はそのままにし、その下に、地域遺産にかかわる小プロジェクトを配する。また、その他のプロジェクトについても、そのような展開にし、3人以上のメンバーがそろえば、新規プロジェクトに加えていくことを、確認。定例学習会については、学習会事務局を設け、その中で企画提案していくことも、確認しました。
文責:黒田

2012年5月13日日曜日

国際熊野学会

 
三遠地方の民俗と歴史研究会会長の今泉さんから国際熊野学会に出てみないかとのお誘いがありました。今年は、伊勢の皇學館大で6月2,3日(土、日)に開催されます。特別講演では「伊勢から熊野へ―折口信夫の足跡と神道観」(半田美永皇學館大文学長)があります。
花祭り、霜月祭りを紹介したのも折口ですし、信州諏訪から伊那、奥三河さらには伊勢、熊野につながる(中央構造線沿い)折口の足跡をテーマにするのも面白いかもしれません。

豊橋ユネスコ定例学習会

豊橋ユネスコの定例学習会は5月12日(土)午前10時から12時まで、愛知大学豊橋校舎の記念館で行われ、地域遺産、寺子屋、青少年育成、定例学習会の4プロジェクトの今年の活動報告と次年度(5月27日の総会で報告)の計画について話し合いました。とくに、各プロジェクトからは、若者獲得にはどうすればよいかが今年の課題で、大学祭の活用が提案されました。
今年度の活動計画について:
地域遺産では、こんね名称が「戦争経験継承プロジェクト」(総会資料)に変わっていることに意見が出され、改めて名称を考えることにし、豊橋公園内戦争遺跡のリーフレットを市内の公共施設及び小学校6年生への配布、市の公的イベントへの積極的な参加、若者獲得に向けて大学祭への参加、出前授業の継続などを提案。
寺子屋プロジェクトは出前授業を小学校だけでなく、中学校にも出向き、国際理解・貢献などについて話し、ワークショップなどの手法で考えるような授業を目指す。また、出前授業は地域遺産プロジェクトとも共同で実施する。
青少年育成プロジェクトは昨年度実施した東北大震災への支援活動を今年度も継続して桜丘学園と豊橋ユネスコとの共同で実施。義援金募金、物資援助活動、寺子屋活動/復興・生活支援/仮設訪問、被災者招待・ホームステイ企画、学園祭などでの記念行事に加えて、「わたしたちの未来」をテーマにした被災地小学生の絵画展開催、被災地の子供たちへの里親制度の体制づくりなどを計画している。
定例学習会は、今年度は2か月ごとの第2週土曜日の午前10時からお昼までを予定し、間にフィールドワークや講演会などを織り込んでいくことを計画している。
なお、渡邊会長から、親団体である日本ユネスコ協会の財政がひっ迫しており、地域ユネスコがこれをどう受け止め、また、どのような活路があるのか、総会始め、今後の話し合いの中で討論していくと、報告がありました。
なお、今回の例会に配られた資料を添付します。拡大してみてください・

次回の学習会は7月14日(第二土曜日)午前10時から、愛大記念館2階です。
内容は、総会後となり、それを踏まえて報告があると思います。
文責:黒田





2012年5月9日水曜日

豊橋ユネスコ、地域遺産プロジェクト


豊橋ユネスコの地域遺産プロジェクトの今年度の活動記録と来年度の活動予定がまとまりました。
12日の学習会、総会の参考にしてください。

 平成23年度地域遺産プロジェクト活動報告







5月16日      神野教育財団平成23年度教育活動助成申請書作成

6月20日      神野教育財団へ上記申請書提出

6月28日      戦争遺跡マップリーフレット作成

7月18日      みなとフェスティバル参加(マップリーフレット配布)

7月30日      中央図書館の平和展参加(パネル展示、募金、マップリーフレット配布)

             

8月 2日      神野教育財団教育活動助成証書授与式参加(教育活動助成金20万円

           授与)

8月10日      豊橋市内全小学校6年生に「戦争遺跡マップリーフレット」を配布

8月21日      いきいきフェスタ参加(マップリーフレット配布ライフポートにて)

9月10日      名鉄ハイキング参加者にマップリーフレット配布(豊橋公園)

10月1~2日    豊橋技科大大学祭参加(パネル展示 マップリーフレット配布、

           青少年育成プロジェクトの東日本大震災出前授業の体験を桜ヶ丘

           学園のPTA母子と女子学生に報告して頂く)



10月12日     花田小学校6年生へ出前授業(平和教育)

10月15日     豊橋まつり参加(パネル展示 マップリーフレット配布)

10月19日     羽根井小学校6年生へ出前授業(平和教育)

10月22~23日  創造大学大学祭へ参加(パネル展示、マップリーフレット配布)

11月3~6日    愛知大学大学祭(パネル展示 マップリーフレット配布)

11月13日     インターナショナルフェスティバル参加(マップリーフレット配布)

11月26日     羽根井小学校土曜広場へ出前講座(青少年育成プロジェクトの東日本

           大震災への出前授業を紹介しDVD、体験談より被害状況を子供たちに

           伝えた)

12月6日      飯村小学校6年生へ出前授業(平和教育)

平成24年

2月 9日      前芝小学校6年生へ出前授業(平和教育)今回初めての試みとして

           豊橋空襲のDVDを見た後、神野 彦坂 大羽さんより子供だった頃の空襲体験を話していただきました。大変好評でした。

2月14日      神野教育財団 教育活動助成活動報告書作成、提出

3月13日      飯村小学校6年生の「ありがとうの会」へ参加

 
平成24年度戦争体験継承プロジェクト活動計画



★ 豊橋市の公的機関への「戦争遺跡マップリーフレット」の設置依頼と配布

4月19日 豊橋駅観光協会

豊橋市中央図書館

向山文化会館

豊橋美術博物館

市役所広報広場

三の丸会館

4月24日 豊橋地区市民館 24館

豊橋校区市民館 49館

★ 豊橋市全小学校6年生にマップリーフレット配布(7月上旬予定)

★ 豊橋市の公的イベントに参加(昨年同様)

★ 豊橋市内の大学祭に積極的に参加し若者にユネスコ活動を啓蒙し青少年会員を増やすために

すべてのプロジェクトと共に取り組みたい。(昨年同様 パネル展示 リーフレット配布)

★ 豊橋市内小学6年生への出前授業(平和教育)を昨年同様寺子屋プロジェクトと共に3校

その他、要望があれば独自で進めていきたい。また豊橋公園の戦争遺跡めぐりも要望があれば計画したい。

豊橋ユネスコ総会

豊橋ユネスコ総会の案内が届きました。

写真でみにくいかもしれませんが、確認してください。
会は5月27日(日)午前10時から、豊橋職員会館5階です。
関心のある方は、どうか会場にお越しください。
以下は議事次第ですが、詳細は会場にて。

2012年5月3日木曜日

日大森林資源科学科の先生とインターンシップ予備調査

4月27,28日、日大生物資源科学部森林資源科学科の阿部学科長ら3人の教員と新城、東栄、富山、天龍村をめぐり、今年の同学科のインターンシップ予備調査を実施しました。両日とも快晴で、いく先々の山々は目にも眩しい新緑に覆われ、気持ちの良いツアとなりました。以下はそのときの写真です。(上から、富山付近、音羽産業の森林で間伐の現場、同じ森林、少し年月を経ると森林の下には下草が)







2012年5月1日火曜日

豊橋ユネスコ定例学習会

私が参加している豊橋ユネスコの定例学習会が5月12日(土)開かれる予定です。以下、
案内です。

豊橋ユネスコ協会 第6回定例学習会


定例学習会を次のように開催いたします。

 お誘い合わせの上、ご参加下さい。

             (会員以外の参加も可能です)


◇日時 5月12日(土)午前10時~12時
◇会場 愛知大学豊橋校舎 記念会館2階

◇内容 

(1)各プロジェクトの成果と新年度の活動計画について

       ①戦争経験継承プロジェクト

       ②世界寺子屋プロジェクト

       ③青少年育成プロジェクト

④定例学習会プロジェクト

(2)報告・協議

日ユ協連の財政問題と地域ユネスコ活動について

(2)その他

          《次回予定  7月14日(土)10時~12時》
*学習会開催の2カ月おきは検討余地があると思います。

この中で、戦争経験継承プロジェクトグループでは、前年度までの豊橋公園内の旧軍遺跡の案内に加え、今年度は渥美半島、二川方面などに残る遺跡の見学ツアーを実施することを考えています。また、併せて、馬越の古墳などへの見学も計画したいと考えています。詳細については、5月27日(日)の総会でお話する予定です。
文責=黒田



2012年4月25日水曜日

先日、三遠地方民俗と歴史研究会の今泉会長さんとお話することができました。
その際、私がかねてから思っている諏訪湖(諏訪大社)から熊野に至る中央構造線沿い(天竜川、豊川、渥美半島、伊勢、熊野)にかかわる人、もの、文化をテーマにした地域大学(伊那には常民大学があり、熊野には熊野大学がある)のようなものを、諏訪、三河、熊野の三か所で開いたら、というお話を差し上げましたところ、興味を示していただき、熊野国際学会で話してみようとおっしゃってくださいました。

ところで、僕の友人、トランブレーみゆきさんが間もなく、これまで書いてきたブログをまとめ、一冊の書物にするそうです。かねてから、彼女の日常と精神世界の話(とくに、空海や全国駆け巡っての知らないお宮さんの話など)のつながりが面白く、ぜひ、いつかまとめてみたらと、進めていたところ、実現の運びとなったわけです。このブログはすでに閉じられ、今また再開しています。
まー、僕のブログより彼女のブログを見ていただければと思っています。
豊橋ユネスコ地域遺産プロジェクトから
昨日、豊橋公園内の戦争遺跡をあらわしたリーフレットを豊橋市内の校区市民館と地区市民館に小部数ですがお送りしました。また、駅構内の情報センターなど公共施設にも置かせていただいています。
これから豊橋公園などにお寄りの際、こんな遺跡が残っていることを再認識していただければと思います。
文責:黒田

2012年4月6日金曜日

JR東海飯田線と天龍村など沿線地域の関係について

飯田線について、こんなことを考えてみました。



概要

飯田市を中心とする南信州地域にとって公共交通機関はJR東海の飯田線以外になく、特に、南信州側から静岡県、愛知県に向かう山間地域にとっては生命線とも言える。存続は当然であるし、むしろ、積極的な活用が、沿線村々の活性にも結び付くと考えられる。中日新聞によれば、

【長野】

飯田線将来も存続 リニア計画でJR東海側が明示

2011年6月25日

JR東海との懇談後、取材に応じる白鳥孝伊那市長=伊那市内で

 リニア中央新幹線計画で24日、伊那市で行われたJR東海と上伊那地域の首長らとの意見交換。白鳥孝市長は中南信地域の5つの期成同盟会の代表者とJR東海、県が県内の交通問題について話し合う場の設置を提案した。中間駅の位置に関する発言はなかったものの、JR東海は将来的にも飯田線を存続させる考えを明らかにした。

 意見交換には、白鳥市長や杉本幸治駒ケ根市長ら17人、JR東海は宇野護東海道新幹線21世紀対策本部長らが出席した。

 白鳥市長は会合後に「今後も話し合う場を設けてほしいと要望し、JRや県から前向きな回答を得た」と説明。「これまでは各期成同盟会単位で進んできたが、新たな話し合いの場ができれば県全体で課題に対処できる」と述べた。

 飯田線に関しては「JR東海からは絶対に存続させるという話があった。利便性向上に向けて取り組む考えも聞くことができてとてもうれしかった」と評価。中間駅については、中央自動車道も含めアクセスしやすい場所への設置を求めたという。

 宇野本部長は「ダイヤや中央東線との接続など飯田線に関する話が多かった。高速、複線化などハード面での大幅な改良は難しいが、可能な事は対処していきたいと答えた」と述べた。

 県交通政策課の小林透課長は話し合いの場について「どういう枠組みにしていくか今後調整したい」と語った。

 とあり、JR東海も積極性を示されている。

そこで、MESとしても、いくつかの提案をしてみたい。

提案

ヨーロッパの観光国、スイスの鉄道はテレビの情報番組等で見る限り、ほとんどが単線で、そのスピードもゆったりだ。その映像を飯田線に置き換えれば、外の風景こそ違え、鉄道の楽しみ方は、映像を見るようだ。今まで鉄道は、スピード、時間等が要求されてきたが、鉄道を楽しむというコンセプトに立てば、飯田線は最適な鉄道といえる。

1、トロッコ電車で楽しむおきよめの湯足湯でポカポカトロッコ電車


過去、トロッコ電車が飯田線を走り、観光客を楽しませたが、今は走っていない。

このトロッコ電車に足湯セットを積み込み、おきよめの湯始め、南信州各村の湯を楽しんでもらおうという企画。

沿線風景を眺めながら、ぽかぽか足湯を楽しみ、小和田駅など全国的にも知られた秘境駅スポットなどで、地元特産品の駅販売(道の駅ではなく、鉄道の駅で)を楽しんでもらう。継続の電車を走らせることができるなら、あるいは、当該駅での停車時間がとれるなら、例えば、大嵐駅から富山村散策などのプランも採用し、沿線認知に努める。

2、海のクルーズに見立て、陸のクルーズ飯田線を楽しむ

海のクルーズでは、高額であれ、楽しむ観光客も多いとか。かのオリエント急行を想像してみてほしい。また、テレビなどの鉄道番組を見ても同様の、内容で鉄道を楽しむ映像が流され、誘いをかけている。飯田線でも、という提案だが、この提案は将来的な企画提案。スローライフな時の過ごし方を考えた場合、豊橋起点で飯田まで6,7時間かけて陸のクルーズを楽しむというもの。そのため、車中では地の食材を高級レストラン仕立てで提供し、また、トロッコ電車同様、鉄道の駅販売と沿線ミ二ツア(観光タクシー仕立て)などを盛り込んでいく。*電車は、レトロな雰囲気を持つ電車利用で、内装は豪華仕様)。足湯の組み合わせも考えられる。

展開

時期や電車運行は、随時となるが、これだけで営業利益は上がらないと思う。しかし、沿線と飯田線認知を高めるPR効果は高いと考えられる。

(黒田記)

三遠南信ふるさと応援隊の今後の予定

今年度の予定


  イ)「足湯」キャラバンと三遠南信物産展

      ・5月:豊川市民祭り(下旬)参加検討中

   ・7月:ジャスコ南店周年祭(中旬)

   ・10月:豊橋市民祭り(中旬)

   ・ 藤沢日大学園祭(下旬)

   ・11月:ジャスコ南店(中旬)

ロ)大学と村との結び付き事業(インターンシップ事業)

平成24年 日本大学生物資源学部インターンシップ事業(8月中旬)

(ゴールデンウィーク前後、同学部教員、天龍村ほか見学)

飯田市のコーソシアム構想への参加(日本大学との共同で)



   *キャラバンンは「おきよめの湯」温泉足湯などの出前を行い、MESがまとめる物産展などを組み合わせ、地域のPRと認知度を高める。自前で調達できるヒト、モノ、環境をキャラバンに仕立て、都市部に売り込み、地域のより一層の自立化を目指し、支  援する。

  

2012年4月5日木曜日

ジャスコ豊橋南店でMESふるさと応援隊がイベント

MESふるさと応援隊は3月31日と4月1日の土、日の両日、ジャスコ豊橋南店で長野県天龍村の「おきよめの湯」の足湯が体験できるイベントを開催。ブログの黒田も一員として本立て細工の販売で参加。応援隊は五平餅、本立て細工、おきよめの湯足湯、平谷村・ひまわりの湯は五平餅、焼き芋、焼きトウモロコシ、焼き椎茸、ねぎ、ホウレンソウ、お焼き、椎茸詰め放題、干し柿、干し芋など、長野食料は豚汁、甘酒、野沢菜など漬物、豆菓子、サント・アマロはフランクフルトを販売、担当。


31日は雨と強風で、ジャスコ店外で商いをしていた我々は散々だったが、店内への逃げ込みが功を奏して、その日にしては多少なりとも売り上げを伸ばし、1日に期待をつないだ。

お天気はまあ、まあだったが、寒さが響いて、午前中はさっぱり。午後は暖かさも戻り、客足も伸び始め、お客さんも寄りつき、満足のいくものではなかったが、売り上げることができた。黒田の本立て細工はさっぱりだった。

3回目となる東日本代震災で被災した東北への応援メッセ―ジのコーナーでは、30本ほどのメッセージが寄せられた。
写真は東愛知新聞と中日新聞4月2日付掲載紙と当日の写真、および、掲示した石巻市の日和山から見た震災前、震災直後、6ヶ月後の9月の写真(石巻市広報課から送られてきたもの)




































































2012年3月15日木曜日

名古屋マラソンに参加したふるさと応援隊やゆるキャラの活躍を報じた記事を紹介
上が3月13日付中日新聞朝刊、下が3月14日付信州日報





豊橋ユネスコ定例学習会と三遠南信ふるさと応援隊

豊橋ユネスコ協会第5回定例学習会
豊橋ユネスコ協会は3月10日、愛大記念館2階の会議室で第5回定例学習会を開き、豊橋教育委員会教育政策課主事の柴田祥宏さんによる「ESD(持続可能な発展のための教育)の内容及び御ユネスコ・スクールの推進について」の講演、地域遺産と世界寺子屋の2プロジェクトの報告に基づいて意見の交換を行いました。
ESDは、「世界における環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題に対して、ESDでは、これら現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む。いわゆる「Think globallty, act locally(国際的な視野で、身近なところから行動する)」ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出し、それによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動のことである」(日本ユネスコ国内委員会資料より)。
 要は、環境から平和、開発など様々な課題を身近なところから取り組んでいくという趣旨。その一つとして掲げられているのがユネスコ・スクール。世界では180以上の国、地域で約9000校、日本では328校が加盟しているが、この愛知県ではわずかに2校のみである。平成26年秋に、この「ESDの10年」を締めくくる国際会議が名古屋で開催されるのを機に、少ない加盟校を県内で「50校」にしようというのが県の考えで、豊橋市ではそれをさらに上回る74校(市の小中校すべての数)を目標にしようということである。市の支援組織も、総括を生活企画課の置き、関係部署が協力する体制を立ち上げ、全市挙げて取り組む。豊橋ユネスコもすでに出前授業などで支援活動を行っており、今後も継続していくことが期待されている。また、愛大でも、教職課程センターが大学の役割としてESD研究、学校支援ネットワーク、教員養成などでESDとユネスコ・スクールへの取り組みを実践していくとしている。
豊橋ユネスコがすでに取り組んでいる出前授業(地域遺産、世界寺子屋2プロジェクト)のこれまでの報告が講演に続いてあり、そのほかの意見として、「青い目の人形」に関連した質問も出された。柴田さんは、「青い目のサミットを実現させたい」と答えていた。


下の写真2枚は前芝小での出前授業


右の写真は柴田氏の講演



三遠南信ふるさと応援隊、名古屋ウィメンズマラソンでランナーサポート
 ふるさと応援隊の名古屋での活動は2回目。今回は名古屋市の一大イベントにランナーサポートとして参加できるとあって、池田代表始め意気込みは大変なものであった。場所は10キロコースのゴール地点の瑞穂陸上競技場。5000人のランナーを迎えることから、おきよめの湯の足湯を1台増やして3台にし、今まではイベント仲介だけであったものから、一歩進んで、自らは五平もちとしょうが湯、平谷村・ひまわりの湯が五平もちに焼き芋、焼きトウモロコシ、豊橋のサント・アマロがフランクフルト、長野食料が豚汁と甘酒、天龍村がゆるキャラ「オキヨメッチ」を用意。万全の態勢で臨んだが、設営位置が少し遠すぎて、前半はランナーを呼び込むことができず、後半に入って、口コミなどからランナーを呼び込むことができた。足湯で疲れをいやしたランナーは「もう少し早くわかっていたら、もっと多くのランナーが入れたのに」と話してくれた。(下の写真はおきよめの湯で疲れをいやすランナーとオキヨメッチと写真に収まるファミリー)










2012年2月22日水曜日

豊橋ユネスコより

少し、間があいてしまいました。
豊橋ユネスコが2カ月に一回開いている勉強会が3月10日(土)に開かれます。会員には連絡がいきますが、この会は誰でも参加できるものです。
以下の要綱ですので、関心のある方は、どうぞ。
とくに今回はESD(持続可能な開発のための教育)とユネスコスクールについての学習ですので、小中学校の先生方には、参加していただくとうれしいですね。

豊橋ユネスコ協会 第5回定例学習会




           定例学習会を次のように開催いたします。

            お誘い合わせの上、ご参加下さい。

             (会員以外の参加も可能です)



◇日時 3月10日(土)午前10時~12時

◇会場 愛知大学豊橋校舎 記念会館2階

◇内容 

(1)「豊橋市のESDとユネスコスクール推進について」

        豊橋市教育委員会 教育政策課指導主事 柴田祥宏 先生

(2)各プロジェクトの活動について

       ①地域遺産プロジェクト、②世界寺子屋プロジェクト、③定例学習会プロジェクト


(3)その他

《次回予定  5月12日(土)10時~12時》

                                              担当/渡邉 


【連絡先】豊橋ユネスコ協会事務局


〒441-8522 豊橋市町畑町 愛知大学校友室内

電話 0532-47-4143 / FAX 47-4145

E-mail toyohashi_unsc@yahoo.co.jp

そのほか、地域遺産グループは、2月9日、前芝小学校で出前授業を行いました。
ユネスコの話や会員の戦争体験(体験者ということは、みなさん、お年をめしている)、豊橋の
空襲ビデオなどで学習した後、グループに分かれ話し合いを行い、最後にグループ発表しました。
こうした活動(豊橋ユネスコを介して)が、さらに広がっていくことを期待しています。
















ふるさと応援隊の活動は、3月11日、名古屋のマラソンフェスへのランナーサポートとして、10キロのゴール地点(瑞穂陸上競技場)で、天龍村おきよめの湯の足湯キャラバンを展開することが正式に決定。午前8時ごろから、足湯に入れるよう、考えています。周りには、五平もち始め、南信の特産品などそろえて、物品販売も行う予定です。
また、豊橋ジャスコ南店では、3月31日、4月1日に足湯体験と物産展を開催。今回は、桜丘高校の和太鼓部が公演する予定です。開催近くになりましたら、お知らせします。





2012年2月5日日曜日

今日は、午前中は石巻の中山で介護の仕事。本業は、この訪問介護で、ヘルパー2級を取得して8年目になるが、こちらに来て仕事にありついてからは3年目を経過、


やっと介護士の国家試験の受験資格ができた。しかも、1年1回の試験。こんな厳しい枠で、介護士をいかほど作り出そうと考えているのかしら。国は。

介護士とヘルパーの仕事の現場での違いは、誰か教えてくれませんか。クロさんの先輩からは、ほとんど同じとか。ヘルパーの実働しているのは、資格取得者100パーセン

トではないみたい。稼ぎが不安定だからね、かといって、ほかの仕事は出来ない、なんでというと、いつお呼びがかかるかわからない(一応、予定ハ組むけれど、時間がバ

ラバラだし、他の仕事をとっていたら、介護はできない)ところで、訪問介護に男性が少ないの知ってますか。今の事業所、クロさん一人だと思うけれど、なんで少ないと

思いますか、利用者の多くは男性だし、男性がヘルプしてもいいはずでしょう、なのに少ない。このあたりも、わかる人いたら、教えてください。

2012年2月4日土曜日

一昨年、FM豊橋で話す内容とプロフィールなどを少し書きましたが、その後、忙しさにかまけて、休止。
その後、昨年から新たに、「三遠南信ふるさと応援隊」という組織を、南信天龍村の人たちと立ち上げ活動を開始したので、今回、再度、「黒板東三河」のタイトルで再開。それと、参加している豊橋ユネスコの活動やこれまで付き合ってきた仲間たちとのいろんな企画なども紹介していこうと、思っている。

まずは、、「三遠南信ふるさと応援隊」の件。


マラソンフェスティバル名古屋愛知2012(10キロマラソン)、ランナーサポートとしての「足湯(天龍村・おきよめの湯<天然温泉>)」キャラバン企画


概要

3月11日(日)開催の名古屋シティマラソン(マラソンフェスティバルの一環)2012のランナーサポートのひとつとして、「足湯(天龍村・おきよめの湯<天然温泉>)」キャラバンを競技ゴール地点で展開。ランナーのみなさんに足湯を体験していただくことで、疲れを取っていただければとの考えで企画しました。(場所は名古屋の瑞穂陸上競技場隣のレク広場です)

また、同時に、ゴールがお昼近いということもあり、南信州や奥三河などで食されている五平もちやこんにゃく田楽など軽食と地元特産品などを用意し、少しの時間、楽しんでいただく、こととしました。

キャラバン内容

1、足湯セット(2セット)

1セット15人ほど体験できますが、当日、どのくらいのランナーが体験されるか、想像できませんが、できるだけ対応できるよう、考えたいと思っています。例えば、整理券など、15分間隔で、交替するような。

準備:ふるさと応援隊が必要な温泉(温泉専用タンクローリー)、足湯セット、ボイラーほか用意します。



左、写真が足湯のセット

2、五平もちorみたらし団子とこんにゃく味噌田楽、など500円セットの軽食(予定)


当日は、テント前にブルーシートを敷き、そこで食していただこうと考えています。





3、特産品販売

○天龍村

○長野食料

○平谷村・ひまわりの湯

○サント・アマロ(豊橋)

*こんな感じで販売します。上の写真は、昨年、豊橋のジャスコ南店で行ったキャラバンです。



三遠南信ふるさと応援隊は昨年、以下のような趣旨で活動してきました。

MESふるさと応援隊



1.目的

MESは長野県、愛知県、静岡県の県境をまたぐ地域の自立支援を目的とし、その活動の中核に「おきよめの湯」などの足湯キャラバンを設ける。基本事業計画としては、県境をまたぐ地域全体の観光協会を中心として地域振興を図るものとするが、当面は南信州の県境市町村観光協会が計画の主体となる。なお、これまでジャスコ豊橋南店でのキャラバン参加業者については、引き続き計画の核になることを期待する。



2.経過報告

イ)「足湯」キャラバンと南信物産展

平成22年 桜ケ丘高校文化祭

平成23年 ジャスコ豊橋南店「足湯」と南信物産展(2月5、6日)

        中日ハウジングセンター神宮東(名古屋市熱田区、6月12日)

ジャスコ豊橋南店周年祭で「足湯」と南信物産展(7月16,17、18日)

        豊橋まつり(10月15、16日、豊橋公園)

       日大藤沢校舎(生物資源学部学園祭)(10月23、24日)

       ジャスコ豊橋南店収穫祭(11月26、27日)

ロ)南信州広域連合との結び付き事業

     「足湯」キャラバン隊と並行して南信州広域連合に加盟している各観光協会のブースを物産展会場に設け、足湯を楽しんでいる市民のみなさんにパンフなどを配布し、南信州の魅力をアピールしました。



ハ)大学と村との結び付き事業(インターンシップ事業)

  平成23年 日本大学生物資源学部インターンシップ事業(8月9日から19日)

      

二)社会貢献事業

  平成23年 東北大震災へのお見舞いと慰霊を込めたメッセージつくり(7月、11月のジャスコ南店での物産展並行企画で展開。豊橋市の石巻山から石巻市市民の皆さんへの応援メッセージを届けた。その結果が、7月、石巻市のホームページ「応援メッセージ」コーナーにて紹介)



3.計画つくり

事業部と観光協会との打ち合わせの中で進める。第1回会合は平成23年5月10日、天龍村役場で開催


4.計画の予定

  イ)「足湯」キャラバンと三遠南信物産展

    次年度予定

       ・4月:ジャスコ南店(上旬)

   ・5月:豊川市民祭り(下旬)

   ・7月:ジャスコ南店周年祭(中旬)

   ・10月:豊橋市民祭り(中旬)

       藤沢日大学園祭(下旬)

   ・11月:ジャスコ南店(中旬)

ロ)大学と村との結び付き事業(インターンシップ事業)

平成24年 日本大学生物資源学部インターンシップ事業(8月中旬)

飯田市のコーソシアム構想への参加(日本大学との共同で)



   *キャラバンンは「おきよめの湯」温泉足湯などの出前を行い、MESがまとめる物産展などを組み合わせ、地域のPRと認知度を高める。自前で調達できるヒト、モノ、環境をキャラバンに仕立て、都市部に売り込み、地域のより一層の自立化を目指し、支  援する。

   ロ)

5.協力観光団体

 南信州広域連合(天龍村観光協会ほか)



6.事業運営委員会

 代表  池田耕二

 副代表 岩井 年

 委員 大平均、黒田芳嗣、村沢文仁、山崎徳蔵、古根村栄

 
7.事務局

 長野県下伊那郡豊丘村河野2689‐1

 ㈱長野食料内

 ℡:0265-35-1056




豊橋ユネスコ関係では、戦前、軍事都市であった豊橋を少し考えてみようということで、豊橋公園内にあるいくつかの遺跡をリーフレットにして、市内小学校6年生に配布、関心のある小学校に出前し、ユネスコの意味と豊橋ユネスコ協会が行っている異文化理解の一つとして、ネパールでの識字教育支援への取り組み、書き損じはがきによる支援、それと、豊橋周辺の地域遺産(軍事都市施設など)の掘り起こしなどを解説している。

来年は、名古屋で以下のESDにかかわる国際会議が開かれます。
ユネスコがかかわる国際会議ですが、そのユネスコ支援の団体(全国組織は日本ユネスコ協会:日ユ協)は愛知県では、名古屋ユネスコ協会と豊橋ユネスコ協会の2団体しか、ありません。ESDへの取り組みのひとつとしてユネスコスクールがあり、教育委員会も真剣に取り組み始めているようです。
ユネスコスクールについては、日ユ協のホームページなど見られるとわかります。豊橋ユネスコは3月第二週の午前中、このESDの学習会を愛知大学豊橋校舎の記念館2階の会議室で行います。会員以外の方でも、Okですので、とくに、小中学校の先生方、一緒に勉強しませんか。

もうひとつ、豊橋ユネスコにはホームページがないので、私見を交えて、このブログで紹介していきますが、クロさんのグループ、地域遺産グループは、軍事都市の遺産(マップは愛知県史の付録にあります。全県にわたって)の掘り起こしと今年は、豊橋が製糸の町であったこと、この関係の現物資料が少なく、これへの取り組みも、豊橋の近代を顧みるとき、重要な要因になると思います。
関連すると、古代、渥美半島から伊勢神宮に糸が贈られていたこともあり、いずれにしても、興味深いテーマであることは間違いありません。

こうした、ユネスコ関連の取り組みに、このブログをみた学生さん、一緒に勉強してみませんか。とくに、愛大の地域政策学部の皆さんへ。
以下はESDの概念です。
ESDとは、社会の課題と身近な暮らしを結びつけ、新たな価値観や行動を生み出すことを目指す学習や活動です。



例えば、持続不可能な社会の課題を知り、その原因と向き合う。それらを解決するためにできることを考え、実際に行動する。そのような経験を通じて、社会の一員としての認識や行動力が育まれていきます。


また、豊かな自然といのちのつながりを感じたり、地域に根ざした伝統文化や人びとと触れながら、人と自然、人と人との共存や多様な生き方を学ぶといったことも、ESDのアプローチのひとつです。

FM豊橋で話していたころ、石巻山、照山など八名山系と修験の関係を少し話したような気がしますが、今年も、照山周辺ツア、菖蒲祭りのころ、行いたいと思っています。今回は、馬越の古墳なども織り込んだりした企画も考えたいし、設楽の食フェス(7月末)へのツア、さらに、ユネスコ関連で、田原の軍事施設へのツアなども企画、このブログで、呼びかけていければと思っています。



今日、最後に、諏訪上社の上、守矢山を上った水源付近と蓼科山を望む写真です。