その後、昨年から新たに、「三遠南信ふるさと応援隊」という組織を、南信天龍村の人たちと立ち上げ活動を開始したので、今回、再度、「黒板東三河」のタイトルで再開。それと、参加している豊橋ユネスコの活動やこれまで付き合ってきた仲間たちとのいろんな企画なども紹介していこうと、思っている。
まずは、、「三遠南信ふるさと応援隊」の件。
マラソンフェスティバル名古屋愛知2012(10キロマラソン)、ランナーサポートとしての「足湯(天龍村・おきよめの湯<天然温泉>)」キャラバン企画
概要
3月11日(日)開催の名古屋シティマラソン(マラソンフェスティバルの一環)2012のランナーサポートのひとつとして、「足湯(天龍村・おきよめの湯<天然温泉>)」キャラバンを競技ゴール地点で展開。ランナーのみなさんに足湯を体験していただくことで、疲れを取っていただければとの考えで企画しました。(場所は名古屋の瑞穂陸上競技場隣のレク広場です)
また、同時に、ゴールがお昼近いということもあり、南信州や奥三河などで食されている五平もちやこんにゃく田楽など軽食と地元特産品などを用意し、少しの時間、楽しんでいただく、こととしました。
キャラバン内容
1、足湯セット(2セット)
1セット15人ほど体験できますが、当日、どのくらいのランナーが体験されるか、想像できませんが、できるだけ対応できるよう、考えたいと思っています。例えば、整理券など、15分間隔で、交替するような。
左、写真が足湯のセット
2、五平もちorみたらし団子とこんにゃく味噌田楽、など500円セットの軽食(予定)
当日は、テント前にブルーシートを敷き、そこで食していただこうと考えています。
3、特産品販売
○天龍村
○長野食料
○平谷村・ひまわりの湯
○サント・アマロ(豊橋)
三遠南信ふるさと応援隊は昨年、以下のような趣旨で活動してきました。
MESふるさと応援隊
1.目的
MESは長野県、愛知県、静岡県の県境をまたぐ地域の自立支援を目的とし、その活動の中核に「おきよめの湯」などの足湯キャラバンを設ける。基本事業計画としては、県境をまたぐ地域全体の観光協会を中心として地域振興を図るものとするが、当面は南信州の県境市町村観光協会が計画の主体となる。なお、これまでジャスコ豊橋南店でのキャラバン参加業者については、引き続き計画の核になることを期待する。
2.経過報告
イ)「足湯」キャラバンと南信物産展
平成22年 桜ケ丘高校文化祭
平成23年 ジャスコ豊橋南店「足湯」と南信物産展(2月5、6日)
中日ハウジングセンター神宮東(名古屋市熱田区、6月12日)
ジャスコ豊橋南店周年祭で「足湯」と南信物産展(7月16,17、18日)
豊橋まつり(10月15、16日、豊橋公園)
日大藤沢校舎(生物資源学部学園祭)(10月23、24日)
ジャスコ豊橋南店収穫祭(11月26、27日)
ロ)南信州広域連合との結び付き事業
「足湯」キャラバン隊と並行して南信州広域連合に加盟している各観光協会のブースを物産展会場に設け、足湯を楽しんでいる市民のみなさんにパンフなどを配布し、南信州の魅力をアピールしました。
ハ)大学と村との結び付き事業(インターンシップ事業)
平成23年 日本大学生物資源学部インターンシップ事業(8月9日から19日)
二)社会貢献事業
平成23年 東北大震災へのお見舞いと慰霊を込めたメッセージつくり(7月、11月のジャスコ南店での物産展並行企画で展開。豊橋市の石巻山から石巻市市民の皆さんへの応援メッセージを届けた。その結果が、7月、石巻市のホームページ「応援メッセージ」コーナーにて紹介)
3.計画つくり
事業部と観光協会との打ち合わせの中で進める。第1回会合は平成23年5月10日、天龍村役場で開催
4.計画の予定
イ)「足湯」キャラバンと三遠南信物産展
次年度予定
・4月:ジャスコ南店(上旬)
・5月:豊川市民祭り(下旬)
・7月:ジャスコ南店周年祭(中旬)
・10月:豊橋市民祭り(中旬)
藤沢日大学園祭(下旬)
・11月:ジャスコ南店(中旬)
ロ)大学と村との結び付き事業(インターンシップ事業)
平成24年 日本大学生物資源学部インターンシップ事業(8月中旬)
飯田市のコーソシアム構想への参加(日本大学との共同で)
*キャラバンンは「おきよめの湯」温泉足湯などの出前を行い、MESがまとめる物産展などを組み合わせ、地域のPRと認知度を高める。自前で調達できるヒト、モノ、環境をキャラバンに仕立て、都市部に売り込み、地域のより一層の自立化を目指し、支 援する。
ロ)
5.協力観光団体
南信州広域連合(天龍村観光協会ほか)
6.事業運営委員会
代表 池田耕二
副代表 岩井 年
委員 大平均、黒田芳嗣、村沢文仁、山崎徳蔵、古根村栄
7.事務局
長野県下伊那郡豊丘村河野2689‐1
㈱長野食料内
℡:0265-35-1056
豊橋ユネスコ関係では、戦前、軍事都市であった豊橋を少し考えてみようということで、豊橋公園内にあるいくつかの遺跡をリーフレットにして、市内小学校6年生に配布、関心のある小学校に出前し、ユネスコの意味と豊橋ユネスコ協会が行っている異文化理解の一つとして、ネパールでの識字教育支援への取り組み、書き損じはがきによる支援、それと、豊橋周辺の地域遺産(軍事都市施設など)の掘り起こしなどを解説している。
来年は、名古屋で以下のESDにかかわる国際会議が開かれます。
ユネスコがかかわる国際会議ですが、そのユネスコ支援の団体(全国組織は日本ユネスコ協会:日ユ協)は愛知県では、名古屋ユネスコ協会と豊橋ユネスコ協会の2団体しか、ありません。ESDへの取り組みのひとつとしてユネスコスクールがあり、教育委員会も真剣に取り組み始めているようです。
ユネスコスクールについては、日ユ協のホームページなど見られるとわかります。豊橋ユネスコは3月第二週の午前中、このESDの学習会を愛知大学豊橋校舎の記念館2階の会議室で行います。会員以外の方でも、Okですので、とくに、小中学校の先生方、一緒に勉強しませんか。
もうひとつ、豊橋ユネスコにはホームページがないので、私見を交えて、このブログで紹介していきますが、クロさんのグループ、地域遺産グループは、軍事都市の遺産(マップは愛知県史の付録にあります。全県にわたって)の掘り起こしと今年は、豊橋が製糸の町であったこと、この関係の現物資料が少なく、これへの取り組みも、豊橋の近代を顧みるとき、重要な要因になると思います。
関連すると、古代、渥美半島から伊勢神宮に糸が贈られていたこともあり、いずれにしても、興味深いテーマであることは間違いありません。
こうした、ユネスコ関連の取り組みに、このブログをみた学生さん、一緒に勉強してみませんか。とくに、愛大の地域政策学部の皆さんへ。
以下はESDの概念です。
ESDとは、社会の課題と身近な暮らしを結びつけ、新たな価値観や行動を生み出すことを目指す学習や活動です。
例えば、持続不可能な社会の課題を知り、その原因と向き合う。それらを解決するためにできることを考え、実際に行動する。そのような経験を通じて、社会の一員としての認識や行動力が育まれていきます。
また、豊かな自然といのちのつながりを感じたり、地域に根ざした伝統文化や人びとと触れながら、人と自然、人と人との共存や多様な生き方を学ぶといったことも、ESDのアプローチのひとつです。
FM豊橋で話していたころ、石巻山、照山など八名山系と修験の関係を少し話したような気がしますが、今年も、照山周辺ツア、菖蒲祭りのころ、行いたいと思っています。今回は、馬越の古墳なども織り込んだりした企画も考えたいし、設楽の食フェス(7月末)へのツア、さらに、ユネスコ関連で、田原の軍事施設へのツアなども企画、このブログで、呼びかけていければと思っています。
今日、最後に、諏訪上社の上、守矢山を上った水源付近と蓼科山を望む写真です。
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