2012年4月25日水曜日

先日、三遠地方民俗と歴史研究会の今泉会長さんとお話することができました。
その際、私がかねてから思っている諏訪湖(諏訪大社)から熊野に至る中央構造線沿い(天竜川、豊川、渥美半島、伊勢、熊野)にかかわる人、もの、文化をテーマにした地域大学(伊那には常民大学があり、熊野には熊野大学がある)のようなものを、諏訪、三河、熊野の三か所で開いたら、というお話を差し上げましたところ、興味を示していただき、熊野国際学会で話してみようとおっしゃってくださいました。

ところで、僕の友人、トランブレーみゆきさんが間もなく、これまで書いてきたブログをまとめ、一冊の書物にするそうです。かねてから、彼女の日常と精神世界の話(とくに、空海や全国駆け巡っての知らないお宮さんの話など)のつながりが面白く、ぜひ、いつかまとめてみたらと、進めていたところ、実現の運びとなったわけです。このブログはすでに閉じられ、今また再開しています。
まー、僕のブログより彼女のブログを見ていただければと思っています。
豊橋ユネスコ地域遺産プロジェクトから
昨日、豊橋公園内の戦争遺跡をあらわしたリーフレットを豊橋市内の校区市民館と地区市民館に小部数ですがお送りしました。また、駅構内の情報センターなど公共施設にも置かせていただいています。
これから豊橋公園などにお寄りの際、こんな遺跡が残っていることを再認識していただければと思います。
文責:黒田

2012年4月6日金曜日

JR東海飯田線と天龍村など沿線地域の関係について

飯田線について、こんなことを考えてみました。



概要

飯田市を中心とする南信州地域にとって公共交通機関はJR東海の飯田線以外になく、特に、南信州側から静岡県、愛知県に向かう山間地域にとっては生命線とも言える。存続は当然であるし、むしろ、積極的な活用が、沿線村々の活性にも結び付くと考えられる。中日新聞によれば、

【長野】

飯田線将来も存続 リニア計画でJR東海側が明示

2011年6月25日

JR東海との懇談後、取材に応じる白鳥孝伊那市長=伊那市内で

 リニア中央新幹線計画で24日、伊那市で行われたJR東海と上伊那地域の首長らとの意見交換。白鳥孝市長は中南信地域の5つの期成同盟会の代表者とJR東海、県が県内の交通問題について話し合う場の設置を提案した。中間駅の位置に関する発言はなかったものの、JR東海は将来的にも飯田線を存続させる考えを明らかにした。

 意見交換には、白鳥市長や杉本幸治駒ケ根市長ら17人、JR東海は宇野護東海道新幹線21世紀対策本部長らが出席した。

 白鳥市長は会合後に「今後も話し合う場を設けてほしいと要望し、JRや県から前向きな回答を得た」と説明。「これまでは各期成同盟会単位で進んできたが、新たな話し合いの場ができれば県全体で課題に対処できる」と述べた。

 飯田線に関しては「JR東海からは絶対に存続させるという話があった。利便性向上に向けて取り組む考えも聞くことができてとてもうれしかった」と評価。中間駅については、中央自動車道も含めアクセスしやすい場所への設置を求めたという。

 宇野本部長は「ダイヤや中央東線との接続など飯田線に関する話が多かった。高速、複線化などハード面での大幅な改良は難しいが、可能な事は対処していきたいと答えた」と述べた。

 県交通政策課の小林透課長は話し合いの場について「どういう枠組みにしていくか今後調整したい」と語った。

 とあり、JR東海も積極性を示されている。

そこで、MESとしても、いくつかの提案をしてみたい。

提案

ヨーロッパの観光国、スイスの鉄道はテレビの情報番組等で見る限り、ほとんどが単線で、そのスピードもゆったりだ。その映像を飯田線に置き換えれば、外の風景こそ違え、鉄道の楽しみ方は、映像を見るようだ。今まで鉄道は、スピード、時間等が要求されてきたが、鉄道を楽しむというコンセプトに立てば、飯田線は最適な鉄道といえる。

1、トロッコ電車で楽しむおきよめの湯足湯でポカポカトロッコ電車


過去、トロッコ電車が飯田線を走り、観光客を楽しませたが、今は走っていない。

このトロッコ電車に足湯セットを積み込み、おきよめの湯始め、南信州各村の湯を楽しんでもらおうという企画。

沿線風景を眺めながら、ぽかぽか足湯を楽しみ、小和田駅など全国的にも知られた秘境駅スポットなどで、地元特産品の駅販売(道の駅ではなく、鉄道の駅で)を楽しんでもらう。継続の電車を走らせることができるなら、あるいは、当該駅での停車時間がとれるなら、例えば、大嵐駅から富山村散策などのプランも採用し、沿線認知に努める。

2、海のクルーズに見立て、陸のクルーズ飯田線を楽しむ

海のクルーズでは、高額であれ、楽しむ観光客も多いとか。かのオリエント急行を想像してみてほしい。また、テレビなどの鉄道番組を見ても同様の、内容で鉄道を楽しむ映像が流され、誘いをかけている。飯田線でも、という提案だが、この提案は将来的な企画提案。スローライフな時の過ごし方を考えた場合、豊橋起点で飯田まで6,7時間かけて陸のクルーズを楽しむというもの。そのため、車中では地の食材を高級レストラン仕立てで提供し、また、トロッコ電車同様、鉄道の駅販売と沿線ミ二ツア(観光タクシー仕立て)などを盛り込んでいく。*電車は、レトロな雰囲気を持つ電車利用で、内装は豪華仕様)。足湯の組み合わせも考えられる。

展開

時期や電車運行は、随時となるが、これだけで営業利益は上がらないと思う。しかし、沿線と飯田線認知を高めるPR効果は高いと考えられる。

(黒田記)

三遠南信ふるさと応援隊の今後の予定

今年度の予定


  イ)「足湯」キャラバンと三遠南信物産展

      ・5月:豊川市民祭り(下旬)参加検討中

   ・7月:ジャスコ南店周年祭(中旬)

   ・10月:豊橋市民祭り(中旬)

   ・ 藤沢日大学園祭(下旬)

   ・11月:ジャスコ南店(中旬)

ロ)大学と村との結び付き事業(インターンシップ事業)

平成24年 日本大学生物資源学部インターンシップ事業(8月中旬)

(ゴールデンウィーク前後、同学部教員、天龍村ほか見学)

飯田市のコーソシアム構想への参加(日本大学との共同で)



   *キャラバンンは「おきよめの湯」温泉足湯などの出前を行い、MESがまとめる物産展などを組み合わせ、地域のPRと認知度を高める。自前で調達できるヒト、モノ、環境をキャラバンに仕立て、都市部に売り込み、地域のより一層の自立化を目指し、支  援する。

  

2012年4月5日木曜日

ジャスコ豊橋南店でMESふるさと応援隊がイベント

MESふるさと応援隊は3月31日と4月1日の土、日の両日、ジャスコ豊橋南店で長野県天龍村の「おきよめの湯」の足湯が体験できるイベントを開催。ブログの黒田も一員として本立て細工の販売で参加。応援隊は五平餅、本立て細工、おきよめの湯足湯、平谷村・ひまわりの湯は五平餅、焼き芋、焼きトウモロコシ、焼き椎茸、ねぎ、ホウレンソウ、お焼き、椎茸詰め放題、干し柿、干し芋など、長野食料は豚汁、甘酒、野沢菜など漬物、豆菓子、サント・アマロはフランクフルトを販売、担当。


31日は雨と強風で、ジャスコ店外で商いをしていた我々は散々だったが、店内への逃げ込みが功を奏して、その日にしては多少なりとも売り上げを伸ばし、1日に期待をつないだ。

お天気はまあ、まあだったが、寒さが響いて、午前中はさっぱり。午後は暖かさも戻り、客足も伸び始め、お客さんも寄りつき、満足のいくものではなかったが、売り上げることができた。黒田の本立て細工はさっぱりだった。

3回目となる東日本代震災で被災した東北への応援メッセ―ジのコーナーでは、30本ほどのメッセージが寄せられた。
写真は東愛知新聞と中日新聞4月2日付掲載紙と当日の写真、および、掲示した石巻市の日和山から見た震災前、震災直後、6ヶ月後の9月の写真(石巻市広報課から送られてきたもの)